私は、もともと製薬メーカーに勤務する薬剤師でした。普段の仕事を通じてネットワーク調剤と関わりができ、平成２４年に転職し八木田店に務めることになりました。入社する前から地域の在宅医療に力を入れていることは知っていましたが、実際に入社してみて、薬剤師と介護福祉の現場のスタッフの連携の強さを日々実感しています。

社会は、今よりもさらに在宅医療が進んでいくはずです。キャリア形成を考えたとき、薬剤師は、介護や福祉との連携をさらに深く考えていかなければならないと思っています。薬局のなかで行う仕事だけではなく、地域に出ていく、地域の皆さんに伝わる言葉で説明していく。そんな姿勢が、これからさらに必要になるのではないでしょうか。

そう考えると、ネットワーク調剤はとても刺激をもらえる職場だと思います。介護に近い現場で出た話が薬剤師にも共有され、「こういう時はどうすればいいか」という具体的なアドバイスをもらえますし、こちらも、薬の情報を社内で共有できる。地域の医療や介護、福祉などにも関心のある薬剤師の方に、私たちの仲間に加わってもらいたいと思っています。