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これで安心!おばあちゃんのお薬管理

例えば『薬が複数あって、きちんと飲んでるつもりでも残りの数が合わない』『手や指に力が入らなくて薬をシートから取り出すのが大変』『薬を飲んだか飲まないか分からなくなってしまう』など、薬の管理で困ったことはございませんか?
一度に飲む薬を“ひとまとめ”にしたり、管理方法を工夫することで飲み違いや飲み忘れを防ぐことができます。

ひろき君について

・福島県で活動する薬剤師
・至福の福祉を目指しています
・多くのハッピーをシェア出来る場所づくりに奮闘中
・香りの伝道師

Life is beautiful!

この前、おばあちゃんの部屋を掃除していたら、病院からもらってる薬があっちこっちに落ちていて、ちゃんと飲めてるのか心配になっちゃって…

飲んだと思ってる薬が落ちていた
ひろき君

それでは薬がきちんと飲めてないかもしれませんね。
おばあちゃんは何種類くらいの薬を飲んでるの?

5~6種類くらいだと思います。目薬もつけてたかな。
そう言えば『最近手に力が入らない』と、言ってました。

ひろき君

薬をシートから取り出すのが大変なんですね。
薬が落ちたのも気づかないのかもしれません。

何かいい方法はないかしら。

ひろき君

お薬を飲む時間ごとに一つの袋にまとめるといいかもしれませんね。
“薬剤の一包化”と言います。
医師の指示が必要になるんだけど、先ずは、いつも薬をもらっている薬局に相談してみてはいかがでしょうか。

薬剤の一包化

【薬剤の一包化】
複数の薬剤が処方されてる時に、医師の指示によって、朝・昼・夕・寝る前など服用するタイミングが同じお薬を1袋ずつにパックにすることです。袋には希望に応じて、名前や、飲むタイミング、日付などを印字することができます。また、色付けしてより分かりやすい工夫を加えることもあります。

ひろき君

他に自宅で薬を管理する時にこんなのも使うといいと思うよ。
飲み忘れが一目で分かり、飲み忘れや飲み間違いが防げます。

お薬カレンダー
お薬BOX

これならおばあちゃんの薬を飲む負担が軽くなりますし、飲み忘れや飲み間違いを防げて安心ですね。早速薬局に行って相談してみます!

薬剤一包化のメリットとデメリット】

メリット
・複数ある薬の管理がしやすくなり、用法、用量を間違えなく飲める。
・手や指を動かしにくい人の薬を飲む負担が減る。
・薬剤の包装シートの誤飲を防ぐ。

デメリット
・調剤にかかる時間がかかり薬局での待ち時間が長くなる。
・一包化するための料金を患者さんが負担する(保険適応)。
・薬の量の調節を自分で行いにくい。
・薬の名前や効果が分かりにくくなる。
・湿気や光(紫外線)の影響を受けやすい。

病気やお体の状態、薬の種類、ライフスタイルなどに合わせて検討してみてはいかがでしょうか。詳しい情報が知りたい方や迷った時には是非薬剤師に相談して下さい。

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